"AIR MAX 95"の初期名作"コメットレッド"が復活!
1995年、デザイナーの"SERGIO LOZANO(セルジオロザーノ)"が生み出した、"NIKE(ナイキ)"の不朽の名作、"AIR MAX 95(エアマックス95)"。人体解剖学から着想を得て、筋繊維や肋骨をアッパーのレイヤードで表現。さらに、ナイキ本社の原風景である、オレゴンの大地の地層からインスパイア、サイドパネルの美しいグラデーションへと落とし込んだ。シリーズ初のフォアフットビジブルエアと共に、その革新的なデザインは、スニーカー史における一つの事件であった。
その象徴であるグレーグラデーションは、実は機能性から生まれたデザイン。「雨の多いオレゴンで、汚れを目立たなくするにはどうすればいいか?」。その答えが、地面に近いほど黒くすることだった。当時は社内からは反対の声が上がった異端のカラーリングだったが、機能から生まれた美しさが、多くのファンを魅了。イエローグラデは伝説の配色として、今も人気を博している。
今回、復刻の噂が立ったのは、1996年に発売された、通称"レッド・グラデ"や"コメットレッド"と呼ばれる初期の名作カラー。アッパーはスポーティなホワイトメッシュをベースに、サイドにはお馴染みのグレーからブラックへのグラデーションボーダーが走る。そして、シューレースループとビジブルエアには、鮮烈なレッドを配置。さらに、今回は発売当時のビッグバブル仕様を再現した、OG版でのリリースとなるようだ。
海外では2026年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$200。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。