2000年代の隠れた名作が"ワイルドグレープ"で復活!
90年代後半にピークを迎えたハイテクスニーカーブームが一段落し、新たなデザインが模索された激動の2000年代。その時代に、パフォーマンスランニングシューズとして開発されながらも、そのアバンギャルドなルックスで埋もれていた一足が、今、Y2Kリバイバルの波に乗って再び脚光を浴びようとしている。2006年にデビューした"AIR MAX TL 2.5 (エアマックス TL 2.5)"。フルレングスのビジブル"AIR (エア)"を搭載し、当時の"NIKE(ナイキ)"が誇るクッショニングテクノロジーを結集したその設計は、ランニングシューズとしての進化を遂げつつも、滑らかな曲線と大胆なラインが生み出す近未来的なフォルムが際立っていた。アッパーは軽量性と通気性を重視したメッシュをベースに、合成素材のオーバーレイを圧着することで耐久性と保護性を確保。いわゆるクラシックランニングシューズとは一線を画すそのデザインは、ファッションアイテムとしても足元で抜群のインパクトを放つ。
最新カラーは、クリーンなホワイトのメッシュアッパーに、引き締まったブラックのオーバーレイを組み合わせた、クラシックなツートーンボディ。そこに、シャープなシルバーのラインが走り抜け、近未来感を一層強調する。サイドを駆け抜けるスウッシュと、ミッドソールに搭載されたビジブル"AIR (エア)"バッグには、鮮やかでありながらも深みのあるワイルドグレープを採用。このアクセントが、モノトーンのボディにフレッシュさとノスタルジアを同時に演出する。
海外では2025年秋にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。