新たなトレンドを生み出すニューフェイスを大胆にアレンジ!
"RICH PAUL(リッチ・ポール)"は1981年12月16日、オハイオ州クリーブランドに生まれた。幼少期を過ごした環境は決して恵まれたものではなく、犯罪や貧困が蔓延する地域で育つ。母親は薬物依存症に苦しみ、父親は小さな食料品店を営みながら息子に勤勉さや忍耐を教え込んだ。大学には進学せず、地元で学んだ人生経験こそが彼にとっての「最高の教育」となった。高校卒業後、ビンテージジャージの販売を始め、それが後に"LEBRON JAMES(レブロン・ジェームズ)"との出会いへとつながる。レブロンの信頼を得たことでスポーツ代理人としての道を歩み、2012年に自身のエージェンシー"KLUTCH SPORTS GROUP(クラッチ スポーツ グループ)"を設立。"レブロン"をはじめ"アンソニー・デイビス"、"ベン・シモンズ"、"ドレイモンド・グリーン"などNBAのスター選手たちの代理人を務める。彼の代理人としての成功の背景には、従来のエージェント像を覆す戦略がある。選手本位の契約交渉を行い、移籍やブランド戦略にも積極的に関与。NBA界における「プレイヤーエンパワーメント」の潮流を牽引し、既存のビジネスモデルに変革をもたらした。2019年には大手代理店UTAと提携し、スポーツ業界全体への影響力を拡大。"NEW BALANCE(ニューバランス)"との関係も特筆すべき点で、2021年には「リッチ・ポール for New Balance コレクション」を発表し、史上初めてシグネチャースニーカーを持つ代理人となる。その後もニューバランスと共同でスポーツウェアブランド"KLUTCH ATHLETICS(クラッチ アスレチックス)"を立ち上げ、スポーツとファッションを融合させた新たなビジネスモデルを確立。単なるエージェントにとどまらず、カルチャーの発信者としての地位を確立し続けている。
そして2025年2月26日、“レイカーズ対マーベリックス”の試合で“JORDAN LUKA 4”がお披露目された一方、リッチ・ポールの足元には、まだ未発表の“2010”を着用する姿が目撃された。このモデルは“99X”にインスパイアされた新しいライフスタイルシューズで、"992"や"993"を想起させる重厚感のあるデザインとハイテク感あるソールユニットを備える。アッパーはピンクメッシュをベースに、ライニングやミッドソール、ヒールにパープルやオレンジを差し色として配置。あえて目立つカラーリングとボリュームで、新時代のニューバランス像を打ち出す一足として期待が高まっている。
海外では2025年にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。