温かみのある異素材の組み合わせがユニークな表情を作り出す!
1990年、"NEW BALANCE(ニューバランス)"のランニングシューズ"997"が誕生。数々の名作を生み出してきたデザイナー、スティーブン・スミスが"995"の修正から"996"の現代的設計を経て、同社で最後に手掛けたモデルであり、"99X"シリーズの4代目として発表された。一体成型ミッドソールに初めて"ENCAP"を採用し、安定性とクッション性を高めるとともに、傾斜をもたせたミッドソールやサイドアッパーの補強パーツなどが機能性とデザイン性を両立。また、女性ランナー向けにも展開した初の”99X"モデルでもあり、2Aから4Eまで幅広いサイズ展開もあり、ランニングシューズの枠を超えてライフスタイルシューズとしても人気を獲得した。オリジナルは3~4年の製造期間を経た後に生産を終了したが、工場移転時に足型が紛失してしまったため、復刻が実現したのは20年後の2014年になってから。希少性とスタイリッシュなデザインから、コアなスニーカーフリークのみならず多くのファッショニスタからもカルト的な支持を集めている。
最新作では落ち着いた色合いの中にさまざまな素材を組み込むことで個性あるスタイルへ。トゥボックスには格子状のグレーのメッシュパネル、そしてその上をしっとりとしたピッグスキンスウェードをはじめ、毛足の長いスウェードを組み合わせて、ユニークな風合いを楽しめるようにデザインしている。
海外では2025年2月27日にニューバランス取扱店にて発売予定。価格は€240。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。