【2025年発売予定】 ナイキ LD-1000 フラックス/ライトブリティッシュタン/セイル/ブラック(HV6347-200)

味わい深くノスタルジックな雰囲気を醸し出す逸足！
1970年代にアメリカで巻き起こったランニングブームの中、まだ新興ブランドだった"NIKE(ナイキ)"が1976年に投入した"LD-1000"は、「1年間で1000マイル走れる」という願いからその名が付けられた画期的なモデル。「LD」は"LONG DISTANCE"の略で、ナイキの創業者の一人"ビル・バウワーマン"と足専門医が協力し、足の捩れや膝への負担、腱鞘炎のリスクを軽減することを念頭にデザイン。アッパーには軽量なナイロンを採用し、つま先や踵、アイステイ部分をスウェードで補強しつつ、太いスウッシュマークが当時らしい大胆な印象を与える。ミッドソールは踵に厚みを持たせたフレア状の形状が特徴で、EVA素材とワッフルパターンのアウトソールが優れた安定性とグリップ力を発揮。発売当初は好調なセールスを記録した一方で、正しい着地を維持できない場合に膝の故障を引き起こす可能性があることが発覚し、ナイキはリコール対応を余儀なくされた。しかし、革新的な挑戦を厭わない姿勢に共感したランナーからは支持と評価の声が寄せられ、新興ブランドであったナイキがさらなる信頼を獲得する契機となった一足である。2024年にライフスタイルシューズとして復刻されると続々とニューカラーが投入されている。今回は麻袋を彷彿とさせるユニークなテキスタイルを採用。キャンバスとスウェードで包み込んだアッパー、サイドを駆け抜けるスウッシュにはブラウンの光沢あるレザーをあしらい、エッジ部分は手縫い風のステッチで装飾。ソールも同系色で整えることで統一感ある仕上がりへ。シュータンには"nike"の筆記体ロゴがレトロな雰囲気を醸し出す。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。