淡い色合いがヴィンテージ調の雰囲気を醸し出す!
“LD-1000”は、1970年代に巻き起こったランニングブームに乗じて、まだ創業間もなかった“NIKE(ナイキ)”が知名度を高めるためにリリースした数多くのランニングシューズの中でも、重要なモデルのひとつ。名前の由来となる“LD”は“LONG DISTANCE(ロング ディスタンス)”を意味し、「年間1000マイル走ることができる」という願いが込められている。アッパーには軽量化と通気性、そして耐久性を兼ね備えたナイロン素材をメインに使用し、つま先や踵、アイステイ部分をスウェードで補強。サイドには当時のナイキを象徴する太めのスウッシュが大胆に走る。また、フレア状に広がるミッドソールはEVAを採用し、柔らかいクッションを提供。アウトソールには“コルテッツ”や“ワッフルトレーナー”にも受け継がれる“ワッフルソール”が配されており、グリップ力と耐久性を高めている。 創業者のひとり“BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)”が、朝食のワッフルから発想を得て開発した画期的なアウトソール技術が、ランナー視点のアイデアを実現している点も特徴。現在は、ナイキ黎明期の名作としてスタイリッシュなシルエットはファッションシーンで高い評価を得ている。
最新カラーはノスタルジックな雰囲気を漂わせるカラーブロッキングで構成。アッパーはラベンダーカラーで染め上げ、つま先や踵の補強には淡いパープルを組み合わせることでヴィンテージ調のスタイルへ。サイドのスウッシュにはアクセントとなる蛍光カラーが加えられている。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$100。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。