創業者のルドルフ・ダスラーの少年時代のニックネームから着想!
“LAUNDRY BOYS”は、"PUMA(プーマ)"創業者"ルドルフ・ダスラー"と弟の"アドルフ・ダスラー"少年時代に由来する。二人は、母親が経営していたランドリーサービス事業を手伝っており、その働きぶりから“LAUNDRY BOYS(ランドリーボーイズ)”として評判だったことが、この名称の起源となっている。
ルドルフは、弟のアドルフと共に1924年に"GEBRUDER DASSLER SCHUHFABRIK(ダスラー兄弟製靴工場)"を設立。ここがPUMAとadidasの始まりとなった。兄弟は当初協力して靴作りに励み、1936年のベルリンオリンピックで大きな成功を収める。しかし、1948年に意見の相違から袂を分かち、ルドルフは自身の名に由来する"RUDA"を設立。後に"PUMA(プーマ)"と社名を変えて今に至る。一方、弟アドルフは"ADIDAS(アディダス)"を立ち上げ、スポーツブランド業界に続くライバル関係がここで生まれた。
今回のテーマは、兄弟が母親のクリーニング業を手伝い、“ランドリーボーイズ”と呼ばれていたエピソードに基づく。コレクション第2弾では、彼と弟が始めたダスラー製靴工場が着想源。ベースには、アルゼンチンのテニス選手ギレルモ・ビラスのシグネチャー“GV SPECIAL(GV スペシャル)”を採用。1980〜90年代にかけては、そのスタイリッシュなシルエットがカジュアルスニーカーとして人気を博し、現代でもコートとストリートを繋ぐ名作として親しまれている。今回はブルーに染め上げたつま先部分にスウェードを、クォーターパネルには粗めのメッシュパネルを配置。サイドのフォームストリップはホワイトレザーで構成し、綺麗な2トーンカラーに仕上げた。やや厚めのミッドソールにはクリーム色をあしらい、ヴィンテージライクなアレンジが特徴的。トラディショナルな要素とモダンなデザインを巧みに融合した一足となっている。
日本国内では2025年2月1日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は15,400円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。